回 数 |
散布時期 | 薬剤名 | 希釈 | 100L 調合量 |
散布量 10a |
病害虫発生状況 | 注意事項 |
1 | 3月下旬〜 4月上旬 (発芽前) |
ベンレート水和剤 加用石灰硫黄合剤 サントクテン40 |
200〜500倍 20倍 5,000倍 |
500g〜200g 5L 20cc |
300L | 黒とう病、つる割病、 晩腐病、褐斑病、 ダニ類、 カイガラムシ類 |
1.晩腐病の発生の多い園では、トップジンMペースト3倍液を塗布する。 2.カイガラムシの多い場合は、粗皮はぎ後、幹まで丁寧に散布する。 3.ブドウトラカミキリの防除は、2月にトラサイドエース(200倍)を散布する。 4.ベンレートを溶かしてから、石灰硫黄合剤を加溶する。 |
2 | 4月下、5月上 (展葉5〜6枚) |
ランマンフロアブル 加用アドマイヤーF |
2,000倍 4,000倍 |
50g 20cc |
300L | べと病、スリップス ヨコバイ類、 コナカイガラ |
1.桜桃の周辺ではアリエッテイ水和剤800倍を用いる。 2.サルハムシ、ゾウムシには、ミクロデナポン水1,000倍を用いる。 3.ストロビーは、桜桃、ロザリオビアンコには、薬害を生じるので使用しない。 4.スイッチ・フルピカFは桜桃に薬害を生じるので使用しない。 5月上旬以降カメムシの発生に注意し発生が予想される場合 アルバリン顆粒水和剤2,000倍を散布する。アブラムシ、スリップスの同時防除にもなるが残効が他剤より多少短い 開花始めから農薬にヨーヒB5を500〜800倍で2〜3回混用する。(ホウ素欠乏による不完全花、及び落蕾防止) 1.ダニ類には、オサダンフロアブル2,000倍を用いる。 この時期からアクアマグを500倍で着色始めまでに2〜3回混用する。(苦土欠予防、着色促進) |
コナカイガラムシの多い場合は、アプロードフロアブル1,000倍(100g)を用いる。 ミカンキイロアザミウマの多い園では、開花直前にアーデント水1,000倍(100g)を用いる。 |
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3 | 5月上、中旬 (展葉9〜10枚) |
リドミルMZ水和剤 加用モスピラン水溶剤 |
1,000倍 2,000倍 |
100g 50G |
300L | べと病、ヨコバイ類 | |
4 | 5月下旬 (開花直前) |
ホライズンドライフロアブル 加用スイッチ顆粒水 |
2,500倍 2,000倍 |
40g 50g |
300L | べと病、灰色かび病 黒とう病 スリップス |
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房作り・第1回ジベレリン処理 | |||||||
5 | 6月上旬 (落花後) |
ストロビードライフロアブル 又はバリアード顆粒水和 |
2,000倍 4,000倍 |
50g 20cc |
300L | べと病、灰色かび病、 黒とう病、うどんこ病、 コナカイガラムシ |
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6 | 6月中旬 (小豆大) |
ジマンダイセンフロアブル 加用マネージDFL 又はアミスターFL |
800倍 4,000倍 1,000倍 |
125cc 25g 100cc |
300L | べと病、黒とう病、 うどんこ病、晩腐病、 コナカイガラムシ |
1.コナカイガラムシ、ロウムシには、スイプラサイド水1,500倍を直前混用する。 2.べと病の発生の見られる園では、ホライズンDF 2,500倍を用いる。 3.この時期の散布が遅れると汚染するので注意する。 |
第2回ジベレリン処理(カサかけは早く行う。) | |||||||
7 | 6月中、下旬 (袋かけ直前) |
アドマイヤーフロアブル | 4,000倍 | 20cc | 300L | 晩腐病、スリップス | 1.ブドウトリバ防除にはスカウトフロアブル3,000倍を用いる。 |
8 | 6月下旬 (袋かけ直後) |
4-4式ボルドー液又は、ICボルドー66D 加用コロマイト水和剤 |
40倍 2,000倍 |
50g | 400L | べと病、ダニ発生 晩腐病 スリップス発生 |
1.カサかけ園では、これ以降は棚上散布とする。 2.ブドウサビダニの防除のため棚上にも十分散布する。 |
9 | 7月中、下旬 (除袋前) |
4-4式ボルドー液又は、ICボルドー66D 加用コロマイト水和剤 |
40倍 2,000倍 |
50g | 400L | べと病、ダニ発生 晩腐病,スリップス |
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10 | 8月中、下旬 | 4-4式ボルドー液又は、ICボルドー66D 加用アディオンフロアブル |
40倍 1,500倍 |
70cc | 400L | 1.この時期からスリップスの密度が急に高まるので散布量を増し、棚上からも十分散布する | |
11 | 9月中旬〜下旬 (収穫直後) |
4-4式ボルドー液又は、ICボルドー66D 加用スミチオン乳剤 |
40倍 1,000倍 |
100cc | 400L | べと病、さび病、 ブドウトラカミキリ産卵期 |
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12 | 10月下旬〜 11月上旬 |
トラサイドA アプローチBI |
2,000倍 1,000倍 |
500cc 100cc |
400L | ブドウトラカミキリ幼虫期 | 1.カミキリ防除剤は、他にボーラーカット、マリックス乳200倍を用いても良い。 2.住宅隣接園ではトラサイドAに変えてモスピラン水溶剤2,000倍でも良い。 |